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HANCOCK

 

 

History

 

「HANCOCK(ハンコック)」は、英国ゴム産業の創始者であるトーマス・ハンコック氏※により発明された技術を継承した、スコットランドのハンドメイドによるアウターウェアブランド。
長年、英国のヴァルカナイズ製法の衣料に従事してきたDaniel Dunko(ダニエル・ダンコ)によって2011年に設立され、2012年秋冬シーズンにレディースコレクションでデビューを果たし、翌2013年春夏シーズンより、メンズコレクションもスタートしました。フラノウールや、カシミア、シルク、コットン等をゴム引きしたオリジナルの素材を用い、スコットランドの自社工場で伝統的な生産工程にて、製品が少量生産されています。上質な素材を生かした、ミニマム&クリーンと表現するベーシックでシンプルな美しいラインをベースに、デザインやトレンドのエッセンスを加えた、英国の本格的な仕立てによるアイテムを提案しています。
また、英国Wallpaper誌のデザインアワード2013における、ベストカバーアップ「ジャケット」賞の受賞や、英国高級テーラーのTimothy Everest(ティモシー・エベレスト)氏とのコラボレーションなど、伝統を継承した技術に、現代的な感覚のアプローチを取り入れたHANCOCKのスタイルに高い注目が集まっています。

※トーマス・ハンコックThomas Hancock(1786-1865)
ゴムを管状にしたゴムバンドを発明し、英国にゴム産業を創設した人物。駅馬車ビジネスの開始をきっかけに、馬車や運転手、乗客の為の防水加工品に注目し、1820年に衣料品のゴムスプリングの特許を取得。その後、1847年までの間にゴムに関する16の特許が認められ、硫化ゴム(Vulcanized Rubber)を実用的なものとしました。彼が発明した技術は、現代の各種ゴム製品の基礎となり、普段私たちの身の回りにある日用品、衣料品、電気産業や医学関連用品など、あらゆるところに使われています。

 

 

 

 

 

 

 

HANCOCK

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HANCOCK

 

 

Manufacturing Process

 

Hancock Vulcanised Articlesは、スコットランドの自社工場で、2世代にわたるコート職人のエキスパートによって手作業で作られています。フラノウール、カシミア、シルク、コットン等のゴム引きされたオリジナルの素材は、英国ヴィクトリア朝時代から続く工場で、伝統的な生産工程が用いられてボンディングされているものです。Hancockの現代的アプローチとして、スコットランド中の芸術やデザイン学校に通う、若く有望な最高峰のデザイナーたちとコラボレートして、Hancockの象徴的な製品をクリエイトしています。Hancockのシルエットの特徴は、カシミア、シルクのラグジュアリーなディテールを生かしたクリーンでミニマムなラインです。セフォニア・エラスティカと呼ばれる、象徴的な植物プリントのコットンとともに、トーマス・ハンコックが築いた過去の遺産を、現代の製品として蘇らせます。

 

HANCOCK

 

 

Shears

はさみ

 

1843年に“Thomas Hancock”社によって特許を取得した特別な製法による、ゴム引き加工を施した、オリジナルの生地をカッティングするときには、今もなお、仕立て用のはさみを用い、手作業で行います。それによりパターンと生地のカッティングに、最高の正確さが与えられます。このはさみによるカットは、細かい作業にまでおよび、製品の全てに用いられます。

 

HANCOCK

 

 

Glue

のり

 

厳しい英国の気候から完璧に保護するために、特別に調合したゴム溶液を使用して、全ての縫い目を貼り合わせ、防水加工をより確実なものとします。自然のゴムと、いくつかの成分から成るこのゴム溶液は、代々続く英国マンチェスター地域にある、専門工場の子孫により作られており、その調合は秘密のレシピとされています。

 

HANCOCK

 

 

Hand

 

人差し指は、ハンコックの製品をハンドメイドする上で、もっとも大切な道具です。指に正確な量のゴム溶液を乗せ、そして、全ての縫い目と、縁のラインに沿って塗り広げます。塗りつけ工程として知られている、このスキルを身に付けるには3年の修行が必要とされます。

 

HANCOCK

 

 

Tape

テープ

 

完全な防水加工の服にするために“Vulcanised cotton tape”を、サイド、肩、背中、袖の縫い目、ポケット袋、襟などの、糊付けされた内側の縫い目の上に手で貼ります。洋服の平面部分でもマスターするのは非常に難しく、アームホール等においては、洋服の下にサポートするための木製ボディーが必要となります。伝統的な乗馬コートと同じように、過酷な湿った気候の中で水が洋服内に透過しないよう、磨き上げられたゴムテープを、袖口や縁に貼り付けていきます。

 

HANCOCK

 

 

Finish

仕上げ

 

ハンコックでは洋服の仕上げに伝統的な道具を使用します。それは、テープと同じ幅の平たい縁のある硬いスチールシリンダーのローラーです。コート職人が手の感覚で圧力を掛けながら回転することができるよう、シリンダーには木のハンドルが取り付けられています。これにより、テープを張った内側の縫い目に沿って、糊でテープを硬く確実にボンディングすることができます。また、テープの外にはみ出した余分な糊を取り除くためのクリーナーには、ゴム車輪のローラーが使用されます。それも、木のハンドルが取り付けられています。丁寧に手作業でテープを圧着し、クリーナーを掛けることで、洋服の内側はきれいに仕上がります。

 

HANCOCK

 

 

 

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